最近SNSで見かける“推しとのツーショット”

TwitterやInstagram、TikTokで「えっ、この人ほんとにアイドルと写真撮ったの?」と二度見するような画像を見たことはありませんか?
実はそれ、多くが AIで作られた“ツーショット風画像” なんです。
写真だけ見たらプロが撮ったように自然で、本当に一緒に写っているように感じるから驚きますよね。
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どうやって作ってるの?
大きな流れをめっちゃシンプルに言うと、こんな感じです。
1. AIのベース
もともとAIには何百万枚もの人の顔や写真を学習させてあって、「自然な写真の作り方」を理解しています。
2. 推しの顔を覚えさせる
アイドルの写真を数枚だけ見せると、その人特有の顔立ちや雰囲気をAIが覚えます。
3. 自分の写真と合成
自分の写真と「アイドルらしさ」を合成して、“同じ場所で撮ったような1枚”を出力。
4. 自然に見せる工夫
光の当たり方や背景のボケ感まで調整して、違和感を消していく。
つまり、AIが「カップルフォト風に見せる職人」みたいに仕上げてくれるわけです。
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なぜここまで流行ってるの?
AIツーショットがバズっている理由はいくつかあります。
• 誰でも夢を叶えられる
「推しと写真を撮りたい」という願望を、現実に近い形で体験できる。
• SNS映えする
本当に撮ったみたいにリアルだから、ネタとして投稿すると話題になりやすい。
• 技術が手軽になった
昔は難しかった合成が、今はアプリやWebサービスで数クリック。専門知識がなくても作れる。
• ファン心理をくすぐる
ただの画像じゃなく「自分と推しが同じ空間にいる」特別感が嬉しい。

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でも気をつけたいポイント
面白くて流行っている反面、問題もあります。
• 本人の許可なしで作るのはNG(肖像権やプライバシーの侵害になり得る)
• 誤解を生むリスク(本物と勘違いされて炎上した例もある)
• 規約違反の可能性(SNSやアプリによっては削除・アカ停止もありえる)
つまり「自分だけで楽しむ」ならまだしも、ネットに拡散するのは慎重にしたほうがいいということです。
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まとめ
AIが“推しとのツーショット”を作れるのは、
• 写真を覚えさせる技術
• 合成して自然に見せる技術
• SNSでバズりやすい構造
この3つが組み合わさっているから。
だからこそ「面白い!」と爆発的に流行しています。
でもファンとして推しを大切に思うなら、使い方には十分注意したいですね。
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